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WORKS

通し稽古―Generalprobe―の作品集です。

小説

※「小説家になろう」に飛びます。

既刊

廻せ、祈りの回路を。

(第二回文学フリマ京都から頒布中)

 

4つの歌をモチーフに書いた作品集。

 

・「Prologue」「Epilogue」:スキマスイッチ「SF」
主が死んでからも動き続ける歌う機械。ある技師が依頼を受けて機械の下を訪れる。
歌う理由とは何か、歌いたいと言う感情は何かという問答。

・「エンドロールの向こう」:スキマスイッチ「ラストシーン」
憑依型と言われる俳優を父に持つ、脚本家志望の麻実。
いつも父が演じるような人物を脚本に登場させてしまう麻実は、友人のアドバイスをもとに、父を中心に据えた脚本を書き始める。
歌に登場した「君」目線からの物語。

 

・「Paranoid Rose」:Mr.children「I」
最近、思うように小説が書けない哲。
自分より上手な小説を書く後輩・水無瀬への嫉妬に心が囚われてしまっているのだ。
自尊心が歪に肥大した先に、妄執の薔薇が咲き誇る。
部誌に載せた作品の再録。「花言葉」をテーマに書きました。

 

・「白に戻る」:欅坂46「月曜日の朝、スカートを切られた」
ある事件の被害者となった真帆。真帆はその事件を乗り越えたはずなのに、周囲の腫れ物に触るような態度に耐えかねて自殺を決意した。しかしそこに、いつもスマホで映像を撮影している変人・るるが現れる。
るるを利用して自らの願いを叶えようとする真帆。るるの目的に協力していくうちに、二人に微かな繋がりが生まれる。

sync―あなたの仕組み―

(第五回文学フリマ大阪から頒布中)

 

"――いかにして彼女は獣を目覚めさせたのか?

昔聞いた声が忘れられず、その声の持ち主を探す柑奈。

柑奈の探していた声の持ち主・蒼。

 

偶然、蒼の声を聴いた柑奈は、自分とバンドを組んで文化祭に出ないかと持ちかける。

 

青春バンド小説と見せかけて少し不穏。

『sync』に至るまでの物語。

sync―あなたの仕組み―

(頒布終了)

 

"あなたのことが、知りたいだけなの"

 

『sync』に登場したガールズバンド・カエルレアのデビュー曲『あなたの仕組み』にまつわる話。

事務所のフェスのオープニングアクトをつとめるため、新曲を作ることになったカンナ。

しかしせっかく作った曲は「何かが足りない」とアオイに言われてしまう。

二人の日常の中で、カンナの隠された感情が膨れ上がっていく様子を描く。

sync/或るバンドマンの苦悩(リバーシブル本仕様合同誌)

(名古屋コミティア47から頒布中)

 

『sync』(作:深山瀬怜)

――ああ、またあの花が咲き始める。

アオイはステージで歌う度に現れるもう一人の自分――<わたし>の存在に苦しめられていた。

夢と現の狭間を漂いながら、アオイと<わたし>の関係は縺れ、絡み合っていく。

 

『或るバンドマンの苦悩』(作:樽山酒乱)

幼い頃の経験から「大人気バンドのボーカルになる」という夢を抱いた健太。

努力によって何でもこなせてしまう彼は、ある「苦悩」を抱えていた。

"頑張れちゃうから、辛くなるのさ" 

ビッチ四天王プロジェクト~ゆるゆる♥~

(名古屋コミティア46から頒布中)

 

音と寝る少女。

破滅の花を育てる少女。

新しい遊びを覚えた少女。

神と人に奉仕する少女。

―あなたの好みはどの×××?

 

4人の貞操観念がゆるゆるな少女が繰り広げる四つの物語。

 

収録作品

『天使は音と寝る』(作:浅谷てるる/絵:葱)

『アキレギアを手折って』(作:八ツ角真矢/絵:nacoco)

『夜のリキュールを月の海で』(作・絵:あきはま)

『けがれなく、罪なく -flower of the Sinner-』(作:三塚未尋/絵:てんく)

 

Images oubliées(頒布終了)

"他の人間では駄目なのは、僕も同じだ。"

 

生死の淵を彷徨う香月の前に現れたのは柘榴の瞳の少年・クロード。

香月はある想いを抱きクロードの手を取るが、実は大きな弱点があって。

吸血鬼の少年×青年のオリジナルBL小説。

指先に歌をのせて(頒布終了)

"あなたの歌を聴かせて。"

 

高校時代最後のコンクールが始まる。その会場で、強豪・風張女子の部長・詩音とダメ金続きの碧原東の部長・るりは出会う。

合唱に全てを捧げた青春。

二人の運命は歌に導かれるように、少しずつ加速していく。

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